だいぶ時間が空いてしまいましたが、 4月23日に、令和2年度の通常総会を行いました。
新型コロナウイルス感染対策として、 かなり間隔を空け、窓を開放し、「新しい日常」でのスタートとなりました。 今年度は、NPO法人化して5年目となります。 さらに、新しく事業を展開していくため、 定款を一部変更する運びとなりました。 通年行っていた事業は、今年度も継続して行っていきます。 ・リーフチェック(ボランティアダイバーによるサンゴ礁の健康診断) ・サンゴ礁モニタリング事業 ・オニヒトデ(サンゴ食害生物)駆除事業 ・環境教育事業 また、2016年から進めてきた環境省モデル事業については、いよいよ最終年度となります。 ミナタ地区を対象地域として、 なるべく人為的な影響を減らし、サンゴ礁が再生していく方向に持っていけるようにするため、 陸域からの影響の軽減や、サンゴ礁衰退の原因を探っていました。 最終年度となる今年は、これまでの結果をまとめ、 今後、行政や地域の皆さまとタッグを組んで保全活動を行えるよう、進めていきます。 新たな採択もあり、環境省からの委託でマリンワーカー事業を3ヶ年受けることになりました。 今回は、造礁サンゴをアンカリングによって傷つけないようにするための「係留ブイ」設置を勧める事業内容です。 海ではさまざまな場面で活躍されている方がいらっしゃるので、意見を聞きつつ、 島民にとって、自然環境にとってより良いものとなるよう、今年度は基盤をつくっていきます。 当法人も、出張の自粛等で上手く進行出来ない業務もあり、なかなか歯痒い場面もありますが、 新たなスタートということで! 今年度もどうぞ、よろしくお願いいたします。

Comments