奄美視察、最終日。 奄美海洋生物研究会の興さんより、前日にウミガメが浜に打ちあがっていた、とのこと。 午前中に死因を調べるため、解剖をすると聞き、 見学させていただきました。
お腹の甲羅を取り、見ていきます。 「寄生虫に感染していたから胃がブツブツしている」 「メスの個体かなー」 初めて見る解剖、貴重な経験をさせていただきました。
胃内容物を確認すると、亡くなる直前まで海藻を食べていたのか、海藻がたくさんでてきました。 その中に、人工の網が1本。 興さん曰く、このくらいの網だったら排泄できるとのこと。
いままで海洋ゴミを伝えるとき、生物影響をお話していましたが、
改めて目の当たりにすると、こういう現実なんだな、と思わされました。
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